むち打ち

 

むち打ちとは、一般的に自動車で衝突事故を起こした際に首が鞭のようにしなって痛めた様子を言い、正式名称ではありません。
正式名称は「頸椎捻挫」「頸部挫傷」「外傷性頸部症候群」などと言います。

自動車事故だけではなくスキーやスノーボードでの転倒や、後ろからの髪の毛を引っ張られてグギッと痛めて似たような症状が出る方もいます。

 

症状は、首肩の痛み・はり、目眩、頭痛、吐き気、腕の痺れ痛みなどです。

中には天気が悪くなると頭痛がひどくなるというのが何年も続く、という方もいるようです。

 

整形外科にてレントゲン・MRIなどの画像診断などが一般的です。

整形外科では痛みを和らげるために首に神経ブロック注射(星状神経節ブロック)や内服薬(鎮痛剤、ビタミンB12剤)、リハビリ(頸椎牽引機、電気治療、他)などを行います。

 

交通事故にあった場合に気を付けたいことは、
『交通事故にあっても、すぐに痛みや症状が出ない事がある』
という事です。

 

事故にあった直後は緊張と興奮で気にならず、数日後に上記のような症状が出たりする場合があります。

交通事故にあわれた際は『大丈夫』と思わずに一度はしっかりと検査をして数日は状態を見てから判断していくと良いでしょう。

 

接骨院・整骨院・整体院では、交通事故の有無を確認します。
それは、首のダメージが日常生活の癖よって作られる歪みの状態とあまりにも違う為です。

 

むち打ちの場合、首の歪みだけでなく全身に色々な歪みがでます。
その歪みの矯正と、中に入り込んでいる衝撃を取り除く調整をしていく事で、諸症状が軽くなっていきます。
また施術法では、首を触らずにほかの部位から首を調整していき、決して無理に首を動かすことはしていませんのでご安心ください。