カイロプラクティック

 

カイロプラクティックは、脳と体の各部位をつなぐ神経系を重視した治療法です。私たちの体の中では各臓器が活動を日々行なっています。その伝達を受け持つ1つが神経系です。

 

神経系は、各部位からの情報を脳に伝え、処理された情報は脳から各部位に信号として伝達されます。まさに神経系は私たちのライフラインなのです。

 

しかし、現代の食生活などの生活習慣・精神的ストレス・物理的ストレスなどが原因で、その神経系に様々な悪影響を及ぼします。

その結果、神経系の情報伝達量は低下して脳に届きます、脳は情報量の低下を異常と感知し誤作動を起こし信号を各部位に送ります。これが長期間続くことによって色々な症状が現れてくる、カイロプラクティックでは考えます。

 

本来、人間の身体は健康を維持することが出来る機能があります。それは、正常な神経伝達があってこそです。

その正常な神経系を維持するのがカイロプラクティックです。

 

カイロプラクティック、整体、整骨は患部だけでなく、痛みや症状を元から断つ為に全身のケアを行います。

 

 

私たちの背骨のカーブは、ただ脊髄や神経を守っているだけではありません。

背骨は、重たい頭を支えるため、前後に適度な『S字カーブ』を描いています。これを『脊椎の生理的湾曲』と言います。

 

直立して生活をしている人間にとって、この生理的カーブはとても大切な役割を担っています。S字カーブは、重力を分散するサスペンションの役割をし、歩行での地面からの反発や、重たい頭を支えるための筋肉の負担を和らげているのです。

ですから、なんらかの原因で生理的カーブが崩れると、分散がうまくいかずに局所に負担がかかるようになります。

 

生理的カーブの崩れは、湾曲が強くなる場合と、湾曲が少なくなる場合があります。

 

湾曲が強い場合は、猫背やお腹が前に出るような(出っ尻)姿勢になります。仰向けに寝たときに、腰と床の間に隙間が出来るのも、湾曲が強い場合です。

 

湾曲が少ない場合は、背中が真っ直ぐになり、一見姿勢が良いように見えますが、これも正常からははずれた形です。

 

どちらの場合も、クッションの役割が弱くなるので、筋肉の負担が大きくなり、長期間にわたると椎間板への負担が大きくなり、さらに、骨と骨との間隔が狭すなることで神経症状や骨の変形と様々な症状が出てきます。

 

カイロプラクティックは、本来のキレイなS字カーブを維持し椎間板への負担を減らすことができます。