『運動後に膝に痛みがある』
『ひざのお皿の下、もしくは上側に痛みがでる』
『運動をしてすぐは痛み、徐々に痛みが和らいでくる』
『歩くだけで痛みがはしる』
ジャンパー膝とは膝の下にある腱が痛むものであり、膝蓋靭帯炎(しつがいじんたいえん)または膝蓋腱炎(しつがいけんえん)ともいいます。
ジャンプすることが多いスポーツ競技の選手に多いことから、”ジャンパーズニー”と言われています。
太ももに大腿四頭筋という大きな筋肉があり、その中の一つで大腿直筋という筋肉があります。
この筋肉は骨盤から膝のお皿まで筋肉が付いていて、お皿から下では膝蓋腱という腱になり、すねの骨まで付いています。
大腿直筋という筋肉が、”ジャンプ”や”ダッシュ”といったスポーツ動作を繰り返し行うことで筋肉が緊張し硬くなり、付着しているお皿やすねの骨を無理に引っ張ることで痛みが発生します。
症状としては徐々に進行することが多く、慢性的な痛みになっている選手が多いため、スポーツへの復帰に時間がかかってしまうことが多いです。
ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)を起こしている場合も、みなさまその痛みをかばいながらも練習・プレーを続けていることが多く、その負担も原因につながり、体のバランスを崩してしまい、結果としてパフォーマンスが落ちてしまうことがあります。
こういった状態のままプレーを続けていると、健康な他の筋肉を痛める可能性も高くなります。
ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)は、痛みを我慢してプレーを続けていると、やがて腱が肥厚してしまい、治りの悪い状態になってしまいますので、再発を防ぎ、他の筋肉の怪我を防ぐ身体作りを行うためにも、痛みがでてからできるだけ早く、適切な治療が大事です。
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